過去、現在の値動きから未来のチャートを描く方法
未来チャートは過去から出来上がる!
過去、現在チャートから検証したトレード手法☆
FXトレーダーとして取引を行っている方々は、皆チャート画面を見ているはずです。
チャートとにらめっこしながらトレンドを見極めていることでしょう。
もしあなたに未来を見る力があったら?
全戦全勝ですよね?ある訳ないと思いますよね?
でも過去チャート、現在チャートがあるのは未来を予測するためにあるんです!
今回はデイトレーディングにおける未来チャートを描くお手伝いができたらと思います。
過去と現在がなければ未来もない!
冒頭でお話させていただきましたが、過去チャート、現在チャートがあるから
未来があるんです。
では過去チャートから何が予測できますか?
① 過去チャートからトレンドラインが引ける
② 過去チャートからレジサポラインが引ける
③ 過去チャートでフィボナッチリトレースメントが引ける
等々、過去があるから初めて水平ラインやインジケーターが描けるんです!
過去チャートはその時世界のトレーダーがトレードしてきた歴史の様な物です。
そしてその歴史を検証していけば、あるパターンが見えてきます。
上昇トレンドが出れば必ず押し目があります。
下落トレンドが出れば必ず戻りがあります。
そのように過去チャートを検証してから次に進むのが
現在チャート…ではありません!
私もFXトレードを始めた当初は過去チャート検証後、いざ尋常に勝負!
という気持ちでトレードに、向かっていました。
「上昇トレンドがでたから押し目買いだ!」
「下落トレンドがでたから戻り売りだ!」
間違っていません!間違っていないのに勝てません…
FX経験者なら誰もが1度は陥る負の連鎖です。
ロングポジションを持った途端下落し始めてストップロス
そこでショートポジションを持てば急反発でストップロス…
「何がだめなんだ!だれかが見ていて勝てなくしている!?」
きっと皆さん1度は思ったことがあると思います。
そんなあるとき、私はチャート画面で下のバーをスクロールして
チャート画面にロウソク足の描かれていない未来の部分を出しました。
その時その先が暗闇に見えました!目印であるロウソク足がないのですから!
全く勝てる気も未来が見える気もしませんでした。
まあその当時ぼろ負け中でしたからww
どう戦っていいのかわからない…チャートを見直した時、一つ気づきました。
“過去”と“今”だけでは勝てないんじゃないか?
“未来”を描いて目線を決めないと何も見えないんじゃないか?
そう考えた時、未来を描く重要さにやっと気づいたのです。
今までの私は “過去”→“今”→“勝負”でした。
ですが考えを変えて“過去”→“未来”→“今”で過去を検証し、未来を予想して
トレードするようになりました。
すると、自分の描いた未来がもし間違っていてもなぜここで下落したか、
なぜここで上昇したかが明確にわかるようになってきました。
それが分かればその部分をその日のトレード日記に書き記し、また同じミスを
しないよう気をつけるだけ!
暗闇に灯が見えたようでした。
まず過去で検証し、未来を描き目線を決め、今をトレードするんです。
簡単に聞こえますが、未来チャートで目線を決める!それを行うだけで
なぜ下落したのか、なぜここで反転したのかが明確にわっかってきます。
未来チャートの描き方についてご説明させていただきます。
未来チャートといっても実際完全に未来が見えるわけではありません。
あくまで相場での目線を明確にして、たとえ負けてもその意味を理解するためです。
ではまずこの画像をご覧ください。
こちらはドル円5分足チャートですここから未来を描いて行くのですが、
正直どうしていいかわかりません。なのでまず、現在価格から先を表示させます。
これで未来がすっきりしました。
ここから未来を描いて行くわけですが、まず先ほど述べたように過去検証から参ります。
まず目線を定めます。
1時間足で高値安値でラインを引きます。
このラインを引きだけでものすごく形になってきました。
まずここでわかることは、レンジの上限下限がより明確になったということ、
そして徐々に下値を切り上げてきているということです。
さらに未来を描くために大事な要素がこのトレンドライン黄色部分!
お判りになりますか?”N”です。
相場ではこの”N”が重要になってきます。
上昇トレンドの場合、Nによって上昇し、押し目があり、また上昇する
このラインで未来を描いて行くわけですが、ポイントはNを平行に描くことです。
上昇トレンド相場ですので、このままの絵から予想できる未来はこちら
お判りですか?基本チャートはNで動き、チャート画像でわかる通り
上昇波は前回の上昇の波と平行に上がっていくのです。
雇用統計や、重要な要人発言などよほど急激に相場が動かない限り、
基本この平行ラインが守られていきます。
これで未来を描いたわけですが!これで終わりではありません!
未来を描くということは、お話しした通り目線を明確にするための地図のようなもの!
トレードしなければ利益も得られません!
このチャート図は1時間足です。
基本と同じで、長い時間足で目線を決めて、エントリーは短期足で行います。
1時間足でラインを引いたので、15分足でエントリーする場合
こちらはドル円15分足チャートです。
赤○あたりから上昇する可能性もありましたが、上値を超えられず、下落しました
ですが、先ほど引いたレンジ水色ラインにサポートされ、赤ラインで上昇するのではないか
といったところです。
この場合、15分足でサポートラインだった緑ラインを越えて戻ったところからエントリー
をします。
気づいた人もいるかもしれませんが、超えて戻ったところからエントリー
これもNです。
そしてこの場合、超えて戻ったところからエントリーを行い。
ストップレベルとしては、ラインではなく、6Pips程度でトレール注文を行ったほうが
よいでしょう!このまま赤ライン上部での推移を予想し、ラインを割って下っていく
あたりで逃げる!一番いい形です。
このように、まず長期足でラインを描き、そこからNでさらに平行にラインを描く
ことで、難しかったチャートが簡単に!しかもこの先の
エントリータイミング、損切ライン、逃げのライン、さらには利確ラインまで
引けてしまいます。
皆さんも試してみてください。
先ほどお話しましたが、当時私はぼろ負け中でお先真っ暗の暗闇の中にいました。
ですが、相場も仕事もいつもの生活も人が行うことすべてに対して
暗闇の中でどれだけ小さな光でも目印があれば進めると気づきました。
相場はエントリーしなければ成り立ちません。
そう!進まなければならないのです。
この記事を読んで皆様の小さな光として、エントリーの目印としていただけたら幸いです
読んでいただき、ありがとうございました。
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